硫黄島からの手紙・・・(ネタバレ注意報発令中)
2006年12月28日 映画(ネタバレ注意報)
実話を元にした映画や、戦争映画は結構有りますが
今回のように、戦争を2つの視点からの2部作と言う形で
見るのは、かなり新しいイメージを受けました。
そして、今回は前回観た「父親たちの星条旗」の第二段
日本から見た硫黄島の戦いを映画化したストーリー
監督が日本人では無いだけに、日本側の視点がどう描かれるのか
そのあたりにも、注目して今回の作品を観て来ました〜
そんなわけで、今回は「硫黄島からの手紙」です〜。
硫黄島を舞台とし、米軍をどのように日本兵は迎え撃つのか
圧倒的戦力を誇るアメリカ軍を目前にして、ストーリーは始まる・・・
ではではいつものように、ネタバレが有ると、いけませんので・・・
これから観る〜って方は、ご注意(覚悟)して下さい。
■□■□■□ここからは、マジでネタバレが有るかも・・■□■□■□
圧倒的な戦力の差の前に、5日で終ると言われた戦いを
36日もの長期にわたり、硫黄島を守り抜いた日本人がいた
本土に残る家族のため、命を捨てる覚悟で戦いに挑んだ日本人達
本土爆撃阻止のため、最後の砦となるであろう硫黄島
指揮者栗林忠道率いる日本軍は、この地で米軍を迎え撃つ事に・・・。
あまりにも戦力の違う戦い..米軍に対して日本は
戦力も無い、食料も無い・・水すら無い・・・しかも
病(赤痢)も流行し健康ですら無い。こんな状況でどう戦うのか?
何故戦うのか・・・?。
「我々の子供たちが日本で1日でも安泰に過ごせるなら、
我々がこの島で戦う1日には意味があるんです」
と、栗林忠道は言い放つ・・・家族の1日でも長い平和ために、
この家族を想う気持ちこそ、何ら今と変わらない真実ですよねぇ・・
自己犠牲,大和魂,名誉の戦死、いろいろと日本で用いる
精神論のような言葉が、多く登場していましたが・・・。
死こそ名誉とされていた中で、最後の最後まで体罰や自害を恥じ
生きて戦う事を求めた栗林忠道の指揮官としての才能が
硫黄島での戦いが長期戦となった、理由だったように感じます。
すり鉢山に、これから戦う場所になるであろう
壕を自ら掘り祖国のため、そこで死ぬ決意を固める日本兵
国のため、天皇陛下のため潔く戦死する事が誇りとされていた、
当時の情景がひしひしと伝わって来ました。
まさに生きて出る事の出来ない島・・・地獄のよう・・・。
問題の戦闘のシーンはあまりにもリアルで、
爆撃、銃撃、火炎放射器とあまりにも残酷なシーンが
多く用いられていました。
前作「父親たちの星条旗」よりも、こちらの方が
硫黄島での戦闘の様子を、メインに作品を作られていた感じです。
最も印象に残るのは、戦いに敗れ追い込まれ
相手に殺されるくらいなら!と次々に手榴弾で自害していく姿、
心の痛くなるシーンでした・・・。
そう言えば、沖縄の旧海軍司令部壕には手榴弾で
自殺したその爪跡が壕の中に、残っていました。
まさに、このシーンのような背景が有ったんでしょうねぇ
ところどころでは有るものの、前作とリンクするようなシーンも
有り、前作を観てからこの映画を観る事で頭の中で
シーンがつながってゆく感じも、凄くよくできていた気がします。
今回感じたキーワードは大和魂ですかねぇ〜
監督が日本人の心を、どこまで描いているか・・・作品に注目を
していたんですが、かなり奥の深い部分まで日本人の心を描けていました。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
というわけで、今回は「硫黄島からの手紙」を
観て来ました〜、かなり無残なシーンが多様されていて
まさに戦争は悲劇しか生み出さない、という事が伝わります。
出演されてた方の名演技もさることながら、監督クリント・イーストウッド
の力を観る事が出来ました。2つの視点から見た硫黄島
ほぼ2作連続で観ましたが、かなり心に伝わって来るものが有りました〜
♪〜♪・・♪〜♪・・♪〜♪・・♪〜♪・・♪〜♪・・♪〜♪・・♪〜♪・・♪〜♪・・♪〜♪
♪今日の音楽♪(279)
「矛盾の上に咲く花」−"モンゴル800"
アルバム『MESSAGE』より
今回のように、戦争を2つの視点からの2部作と言う形で
見るのは、かなり新しいイメージを受けました。
そして、今回は前回観た「父親たちの星条旗」の第二段
日本から見た硫黄島の戦いを映画化したストーリー
監督が日本人では無いだけに、日本側の視点がどう描かれるのか
そのあたりにも、注目して今回の作品を観て来ました〜
そんなわけで、今回は「硫黄島からの手紙」です〜。
硫黄島を舞台とし、米軍をどのように日本兵は迎え撃つのか
圧倒的戦力を誇るアメリカ軍を目前にして、ストーリーは始まる・・・
ではではいつものように、ネタバレが有ると、いけませんので・・・
これから観る〜って方は、ご注意(覚悟)して下さい。
■□■□■□ここからは、マジでネタバレが有るかも・・■□■□■□
圧倒的な戦力の差の前に、5日で終ると言われた戦いを
36日もの長期にわたり、硫黄島を守り抜いた日本人がいた
本土に残る家族のため、命を捨てる覚悟で戦いに挑んだ日本人達
本土爆撃阻止のため、最後の砦となるであろう硫黄島
指揮者栗林忠道率いる日本軍は、この地で米軍を迎え撃つ事に・・・。
あまりにも戦力の違う戦い..米軍に対して日本は
戦力も無い、食料も無い・・水すら無い・・・しかも
病(赤痢)も流行し健康ですら無い。こんな状況でどう戦うのか?
何故戦うのか・・・?。
「我々の子供たちが日本で1日でも安泰に過ごせるなら、
我々がこの島で戦う1日には意味があるんです」
と、栗林忠道は言い放つ・・・家族の1日でも長い平和ために、
この家族を想う気持ちこそ、何ら今と変わらない真実ですよねぇ・・
自己犠牲,大和魂,名誉の戦死、いろいろと日本で用いる
精神論のような言葉が、多く登場していましたが・・・。
死こそ名誉とされていた中で、最後の最後まで体罰や自害を恥じ
生きて戦う事を求めた栗林忠道の指揮官としての才能が
硫黄島での戦いが長期戦となった、理由だったように感じます。
すり鉢山に、これから戦う場所になるであろう
壕を自ら掘り祖国のため、そこで死ぬ決意を固める日本兵
国のため、天皇陛下のため潔く戦死する事が誇りとされていた、
当時の情景がひしひしと伝わって来ました。
まさに生きて出る事の出来ない島・・・地獄のよう・・・。
問題の戦闘のシーンはあまりにもリアルで、
爆撃、銃撃、火炎放射器とあまりにも残酷なシーンが
多く用いられていました。
前作「父親たちの星条旗」よりも、こちらの方が
硫黄島での戦闘の様子を、メインに作品を作られていた感じです。
最も印象に残るのは、戦いに敗れ追い込まれ
相手に殺されるくらいなら!と次々に手榴弾で自害していく姿、
心の痛くなるシーンでした・・・。
そう言えば、沖縄の旧海軍司令部壕には手榴弾で
自殺したその爪跡が壕の中に、残っていました。
まさに、このシーンのような背景が有ったんでしょうねぇ
ところどころでは有るものの、前作とリンクするようなシーンも
有り、前作を観てからこの映画を観る事で頭の中で
シーンがつながってゆく感じも、凄くよくできていた気がします。
今回感じたキーワードは大和魂ですかねぇ〜
監督が日本人の心を、どこまで描いているか・・・作品に注目を
していたんですが、かなり奥の深い部分まで日本人の心を描けていました。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
というわけで、今回は「硫黄島からの手紙」を
観て来ました〜、かなり無残なシーンが多様されていて
まさに戦争は悲劇しか生み出さない、という事が伝わります。
出演されてた方の名演技もさることながら、監督クリント・イーストウッド
の力を観る事が出来ました。2つの視点から見た硫黄島
ほぼ2作連続で観ましたが、かなり心に伝わって来るものが有りました〜
♪〜♪・・♪〜♪・・♪〜♪・・♪〜♪・・♪〜♪・・♪〜♪・・♪〜♪・・♪〜♪・・♪〜♪
♪今日の音楽♪(279)
「矛盾の上に咲く花」−"モンゴル800"
アルバム『MESSAGE』より
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