父親たちの星条旗・・・(ネタバレ注意報発令中)
2006年12月27日 映画(ネタバレ注意報)
実話を元にした映画、戦争の映画はよく有りますが
今回は戦争を、2つの視点からの2部作と言う事で
どのようなまとめ方が、されているのかも気にしながら・・・
最初から2作とも観るつもりで、観て来ました。
監督は、いかに自分が監督に詳しく無いとはいえ
さすがに知ってるクリント・イーストウッド
以前には「ミリオンダラー・ベイビー」を観た事が有ります〜
そんなわけで、今回は実話が元になった作品
第2次世界大戦の中でも悲劇な戦いと言われる
“硫黄島”を舞台にした作品、その1作目〜
そんなわけで、今回観た作品は「父親たちの星条旗」です〜。
もちろん自分は、戦争を経験したわけでも
戦争を知ってるわけでも有りませんが・・・だからこそ戦争を・・
まずは硫黄島にて、アメリカの視点から描かれた作品から...
■□■□■□ここからは、マジでネタバレが有ります・・■□■□■□
戦争の勝ち組、アメリカから見た硫黄島はどうだったのか?
実際のモデルを元にして、戦争映画が描かれていました。
アメリカ本土が、戦いの勝利を確信した1枚の写真・・・
それは硫黄島のすり鉢山に、星条旗を掲げる米軍兵士の姿だった。
帰国後、この写真に写る3名の兵士達は戦争の英雄として
祭り上げられ、そこから悲劇はスタートする。
硫黄島の戦いでは、日本より圧倒的な戦力を誇り、
勝利したアメリカであったが、その勝利がもたらした物は何なのか?
戦争に英雄なんていない・・・、この映画でも英雄となった
米軍兵士はただただ、アメリカ国家が戦意高揚のため
そして、国民から戦費を回収するための道具として扱われ、
英雄の名を着せられているにすぎない・・・まさに道具!
勝ち組の苦悩、英雄になる事の苦悩が表現されていました。
「本当に戦争を体験している人間は、
真実を語れない、語らない・・・思い出したく無いからだ」
と、こんな感じのフレーズが映画に出て来るが・・
この言葉が心に突き刺さったような衝撃を受けた。
英雄として国家の道具にされ、3名は人生を狂わせてゆく
何とも悲しい、こんなストーリーに戦争はやはり
誰にとっても悲劇でしか無い事が伝わる映画でした。
お相手の日本兵は、と言うとこの作品の中では
影から銃撃をしかけて来る相手でしか無く、
姿は一切、見える事はありませんでした。
まさに米軍から見た、硫黄島の戦い・・米軍視点の硫黄島です。
今回感じたキーワードは英雄ですかねぇ〜
自分の信じる正義のために戦い、生まれた英雄・・・
いや・・・むしろ作り出された英雄、英雄とは何なのか?
まさに英雄の裏の姿を見た映画となりました。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
というわけで、今回は「父親たちの星条旗」を!
観て来たんですが、凄く感じるものの大きい映画でした。
戦争の苦悩は数多くあっても、違う視点での苦悩が描かれていた
この作品には、ただただ伝わって来るものを感じました。
上映してる地域でも、残り上映期間はわずかかもしれませんが・・・
戦争映画の中でも、かなり作りこまれた映画を感じる事が出来たんで
間に合う方は、是非映画館まで〜
♪〜♪・・♪〜♪・・♪〜♪・・♪〜♪・・♪〜♪・・♪〜♪・・♪〜♪・・♪〜♪・・♪〜♪
♪今日の音楽♪(278)
「親知らず−Summer Again−」−"モンゴル800"
アルバム『MESSAGE』より
今回は戦争を、2つの視点からの2部作と言う事で
どのようなまとめ方が、されているのかも気にしながら・・・
最初から2作とも観るつもりで、観て来ました。
監督は、いかに自分が監督に詳しく無いとはいえ
さすがに知ってるクリント・イーストウッド
以前には「ミリオンダラー・ベイビー」を観た事が有ります〜
そんなわけで、今回は実話が元になった作品
第2次世界大戦の中でも悲劇な戦いと言われる
“硫黄島”を舞台にした作品、その1作目〜
そんなわけで、今回観た作品は「父親たちの星条旗」です〜。
もちろん自分は、戦争を経験したわけでも
戦争を知ってるわけでも有りませんが・・・だからこそ戦争を・・
まずは硫黄島にて、アメリカの視点から描かれた作品から...
■□■□■□ここからは、マジでネタバレが有ります・・■□■□■□
戦争の勝ち組、アメリカから見た硫黄島はどうだったのか?
実際のモデルを元にして、戦争映画が描かれていました。
アメリカ本土が、戦いの勝利を確信した1枚の写真・・・
それは硫黄島のすり鉢山に、星条旗を掲げる米軍兵士の姿だった。
帰国後、この写真に写る3名の兵士達は戦争の英雄として
祭り上げられ、そこから悲劇はスタートする。
硫黄島の戦いでは、日本より圧倒的な戦力を誇り、
勝利したアメリカであったが、その勝利がもたらした物は何なのか?
戦争に英雄なんていない・・・、この映画でも英雄となった
米軍兵士はただただ、アメリカ国家が戦意高揚のため
そして、国民から戦費を回収するための道具として扱われ、
英雄の名を着せられているにすぎない・・・まさに道具!
勝ち組の苦悩、英雄になる事の苦悩が表現されていました。
「本当に戦争を体験している人間は、
真実を語れない、語らない・・・思い出したく無いからだ」
と、こんな感じのフレーズが映画に出て来るが・・
この言葉が心に突き刺さったような衝撃を受けた。
英雄として国家の道具にされ、3名は人生を狂わせてゆく
何とも悲しい、こんなストーリーに戦争はやはり
誰にとっても悲劇でしか無い事が伝わる映画でした。
お相手の日本兵は、と言うとこの作品の中では
影から銃撃をしかけて来る相手でしか無く、
姿は一切、見える事はありませんでした。
まさに米軍から見た、硫黄島の戦い・・米軍視点の硫黄島です。
今回感じたキーワードは英雄ですかねぇ〜
自分の信じる正義のために戦い、生まれた英雄・・・
いや・・・むしろ作り出された英雄、英雄とは何なのか?
まさに英雄の裏の姿を見た映画となりました。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
というわけで、今回は「父親たちの星条旗」を!
観て来たんですが、凄く感じるものの大きい映画でした。
戦争の苦悩は数多くあっても、違う視点での苦悩が描かれていた
この作品には、ただただ伝わって来るものを感じました。
上映してる地域でも、残り上映期間はわずかかもしれませんが・・・
戦争映画の中でも、かなり作りこまれた映画を感じる事が出来たんで
間に合う方は、是非映画館まで〜
♪〜♪・・♪〜♪・・♪〜♪・・♪〜♪・・♪〜♪・・♪〜♪・・♪〜♪・・♪〜♪・・♪〜♪
♪今日の音楽♪(278)
「親知らず−Summer Again−」−"モンゴル800"
アルバム『MESSAGE』より
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